三波長型蛍光灯のしくみ

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三波長型蛍光灯のしくみについて

三波長型蛍光灯(さんはちょうがたけいこうとう)とは、一般の蛍光灯としくみは同じなのですが、色の三原色(青・緑・赤)の三波長域と呼ばれる色域に希土類蛍光体というものを利用して、蛍光灯の色味をより自然なものにする事ができるようななったものを指します。

 

三波長型蛍光灯の具体的な性能

通常光の三原則における「青色域(450nm)」「緑色域(540nm)」「赤色域(610nm)」に対して、希土類蛍光体という物質を利用することで、色の見え方を改善したものが三波長型蛍光灯です。

一般の蛍光灯型番では「EX」という型番が蛍光灯の色味にプラスされて表現されるのが一般的です。例えば、「FLR40SD/M/36」は40Wタイプの一般蛍光灯で、三波長型蛍光灯は「FLR40SEX-D/M/36」といった具合になります。

三波長型蛍光灯の特徴としては、一般に物が見えやすくなるという特徴以外にも、同様のワット数の蛍光灯と比較して明るく見えるため、消費電力を一般蛍光灯よりも抑えることができ、省エネ効果もあります。